言葉のこと

言葉を教えたり小説を載せたり。

エッセイ「アナログか?デジタルか?」

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僕は最近レコードを買っています。

 

近所にレコードショップが出来たのと、プレーヤーをたまたま持っていたので少しずつ買い始めました。

 

今の所手に入れたレコードは

 

 

です。

どれも50円〜100円です。

レコードに針をかける感覚が楽しいです。

 

レコードプレーヤーが安物のせいか音飛びするのとノイズがすごいです。

しかし、慣れてくると音飛びもノイズも面白くなってきます。

 

デジタルプレーヤーで聞いていると音飛びとノイズがないことにイラっとするという逆転現象まで起きています。

 

近所にレコードショップが出来て良かったです。

実家にもレコードをたくさんとってあるそうなので聴いてみようと思います。

 

レコードのセレクションが古くてすみません。

レコードを聴くなら懐メロでしょう!

 

ということで少しでも聴いたことがあれば買うようにしました。

岩崎宏美が2枚あるのは偶然です。

 

あなたはアナログ派ですか?デジタル派ですか?

それとも、、、。

 

 

明読斎

 

 

ショートショート「きびだんご」

 

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昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

 

ある日、おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。

 

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が

 

どんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。

 

村に度々来ては悪さをする鬼のせいで、村の人々は

 

気が休まることはありませんでした。

 

その後色々ありまして、桃から生まれた桃太郎は村の平和のために鬼退治をする決意を

しました。

 

鬼退治の道中、腰にぶら下げたきびだんごの匂いにつられて、

 

犬と猿ときじが鬼退治のお供に加わりました。

 

きびだんごはとても美味しかったそうです。

 

桃太郎一行が海を渡ると、鬼ヶ島が見えました。

 

「もう引き返せない。」

 

桃太郎は鬼を退治するまでは村に帰らない覚悟でした。

 

桃太郎が鬼ヶ島に足を一歩踏み入れると、どこからともなく鬼が

 

現れて、桃太郎を囲みました。

 

「うまそうな小僧だ。」

 

鬼はよだれを垂らして桃太郎を見下ろしました。

 

桃太郎は恐怖を感じました。

 

桃太郎は剣に手をかけました。

 

剣を抜きかけたときにふと思いました。

 

このまま剣を抜いていいのだろうか。

 

剣を抜いたら私はこの鬼と同じだ。

 

暴力をはたらくことになる。

 

剣を抜いて村の平和は果たして訪れるのだろうか。

 

村の人々は今度は私を恐れることになるのではないだろうか。

 

つまり、私が鬼になってしまう。

 

桃太郎は剣から手を離しました。

 

ここで剣を抜かなければ私は鬼に食われて死ぬだろう。

 

桃太郎は剣を抜くのをためらいました。

 

「恐怖に打ち克つ強さが欲しい。」

 

その時、お供の犬、猿、きじが声を揃えました。

 

「きびだんごです。桃太郎さん。」

 

桃太郎は剣の代わりにきびだんごを鬼につきつけました。

 

鬼は桃太郎の様子を見ました。

 

鬼は桃太郎からきびだんごを受けとり、

 

ぱくりと食べました。

 

「美味しい!!」

 

きびだんごはとても美味しかったのです。

 

「桃太郎さん。こんなに美味しい団子は初めてです。是非とも仲間になりたいです。」

 

鬼はきびだんごを食べたいがために、村の人々に悪さをするのをやめました。

 

桃太郎のおかげで村に平和が訪れました。

 

桃太郎は村の人々と鬼と共に静かに暮らしたのでした。

 

おしまい。

 

お読みくださりありがとうございました。

明読斎

エッセイ「漫画の勉強をしています」

僕は今、自宅で漫画を描くために独学でクロッキーの勉強をしています。

クロッキーは線を曲線で描くことで、人体の柔らかさを表現できます。

最終的にはクロッキーを漫画に活かしたいと思っています。

 

漫画を描くソフトは持っていますので、

あとは絵の練習をするだけです。

 

漫画ソフトは絵の切り貼りが簡単にできます。

だからこそ絵が下手だと全てがだいなしになります。

 

ソフトで漫画の原稿を作りました。

作品を発表できるのはまだまだ先です。

 

作品を発表できることになりましたら、よろしくお願いします。

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明読斎

エッセイ「お金があること」


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※画像と本文は関係ありません。

 

一昨日伊勢神宮に行きました。

帰りにコロッケを買おうと列に並んでいました。

すると、前の二人組からこんな会話が聞こえてきました。

「私が払う。」

「いいのいいの。」

「いや払うわ。」

「いいの。あんたにお金があること知っとる。」

この言葉を聞いて母親らしき人物はお札を財布にしまいました。

一瞬聞き逃しそうになりました。

よく考えてみると、お金が「ない」こと知っとると言うところを、

大衆の中なので、お金が「ある」こと知っとると言い変えたのだと思いました。

なんだか素敵な言い方だなと思いました。

相手に恥をかかせないようにしながら、お金を出させないようにする。

すごく気のきいたな言い方だと思いました。

今度他人とお金を払う払わないの会話になったら言ってみたいと思います。

「そんなにお金を見せなくてもいいよ。君にお金があることは知ってるよ。」

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明読斎

エッセイ「ウィルス対策ソフトとキャッチコピー」

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パソコンやスマホをウィルスから守る、

ウィルス対策ソフトを作っている会社はこんなキャッチコピーを使います。

 

「ウィルスの脅威からパソコンを守る。」

 

ウィルス対策ソフトを作っている会社は言ってしまえばウィルスがあるおかげで儲かります。

 

ウィルスを本当に必要としているのはウィルス対策ソフトを作っている会社とも言えます。

 

ウィルスがなくなったらウィルス対策ソフトを作っている会社は仕事が減ります。

 

ところで、

 

ウィルス対策ソフトと似たキャッチコピーを見ます。

 

「ミサイルの脅威から国民を守る。」

 

このキャッチコピーの場合、

 

どうして、
どんなときに、
どうやって、

 

ミサイルが発射されるのでしょうか。

キャッチコピーは奥が深い問題です。

 

お読み下さりありがとうございます。

 

明読斎

エッセイ「仕事を成功させるにはあれを綺麗にする。」

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仕事をしていると、この仕事は失敗しそうだと気がつくことがあります。

 

仕事が失敗する前に、

  • あたふたし始める。
  • 余裕を感じられなくなる。
  • 雰囲気が悪くなる。

などの症状が現れます。

 

こうなると、

  • 誰が悪いのか?
  • 何が悪いのか?
  • どうして悪いのか?

が問題に上がります。

 

しかし、忘れがちな問題があります。

条件です。



条件は一番見たくないものとも言えます。

この見たくないものとは、普段よく見ているものです。

 

机です。



仕事をするからには机が必要となります。

仕事が失敗するときは机がいっぱいになります。

机がいっぱいになると余裕を感じられなくなります。



机は条件です。

 

仕事を成功させるには条件を綺麗にします。



条件は以下の6つです。



  • だれがするのか?
  • どこでするのか?
  • どのようなときにするのか?
  • どうしてするのか?
  • どのことをするのか?
  • どのようにするのか?



机を綺麗にすれば仕事は成功します。

机は何の上で仕事をしているのか?です。

 

お読み下さりありがとうございます。

 

明読斎

小説「統合失調症発症物語 」   第八話「親と僕」 最終話

清美さんは原稿用紙に文章を書いた。

「救急車のサイレンが聞こえてどうしたの?」

「救急車のサイレンが聞こえて」

僕はベッドで寝ていたことに気がついた。

両手両足が動かない。

何かに縛られているようだ。

顔を右に傾けると壁に張り紙があった。

措置入院」と書いてあった。

都知事の名前も。

頭の中は混沌とした状態だ。

僕は顎を引いた。

腕に点滴がしてあるのが見えた。

その後から記憶が途絶えた。

白衣を着たおじさんが扉を開けたことに気がついた。

「もう大丈夫だからね。」

段々と意識が戻った。

僕は僕が置かれている状況を理解した。

鉄道会社の倉庫と、この薄暗い部屋が重なった。

「要はどちらも閉鎖空間ね。」

「倉庫の足場が崩れて落ちた先はその薄暗い部屋だということです。」

「僕は他人の頭をふみつけて、上へ上がろうとする過ちを犯したのです。」

「他人の頭をふみつけて上へ上がろうとするって本当に過ちなのかしら?」

「どういうことですか?」

清美さんは原稿用紙を渡してくれた。

「あなたの今までの言葉をこの原稿用紙に書いたわ。」

「あなたの本当の問題って。」

「僕の本当の問題?」

「家の問題よね?」

僕はいっさんの質問を思い出した。

「親か、山内先生かのどちらかを信じるとしたら、どちらを信じる?」

僕はあのときはどちらも信じると答えた。

本当に信じたいのは僕だ。

「あなたの親とあなたとの関係に問題があるのよね?」

「はい。」

「あなたの問題ってどうしたら父親を越えられるのか?でしょ。」

僕は清美さんのキラキラする瞳を見た。

「越える必要はあるのかしら?越えようとするほど苦しむように思えるわ。」

あなたはあなたの生き方でもいいのよ。」

清美さんは便箋を渡してくれた。

「私の住所。退院しても手紙をやりとりしましょう。」

「清美さん。ありがとうございます。」

僕は原稿用紙と便箋を受け取った。

僕はその後一週間ほど病院にいた。

秋乃さんは相変わらず秋乃さんだし、

いっさんは相変わらずいっさんだし、

順哉は相変わらず順哉だし、

星田さんは相変わらず星田さんだ。

山内先生ももちろん。

一週間が経ち、僕は閉鎖病棟の扉の前に立った。

両親が山内先生に挨拶する。

「どうもお世話になりました。」

閉鎖病棟は鍵が閉まっている。

看護師が扉の鍵を開ける。

扉が開く。

僕は荷物を抱えて一歩を踏み出す。

閉鎖病棟の外に出た。

前を見る。

車の中で父親が僕に聞いた。

「退院祝いに来満軒にでも行こうか?」

僕は父親に答えた。

「僕は幸八寿司に行くよ。」

 

長きに渡ってお読み下さりありがとうございます。

 

統合失調症克服記から続く物語はこれで完結です。

今の僕の状態は平常の状態です。

薬を飲み続ける必要がありますが、音楽を楽しんだり、

絵を楽しんだり、文章を楽しんだりすることができます。

統合失調症の症状は日常の彼方に忘れるぐらいにおさまりました。

今回改めて文章に起こしてみると僕が思ってもみなかった

考えや視点など気づくことがありました。

 

本当の問題は親との関係だったというのは書いてみて気づいたことです。

どうしたら親を越えられるのか?という問題は無意識に感じていた問題だったのだと思いました。

 

物語には出ませんでしたが、僕は勘違いをしていました。

その勘違いは僕は強いという勘違いです。

僕は弱いです。

順哉のモデルの人は本当に事故にあっても明るい性格でした。

順哉に弱さを題材にした小説を書くと約束して退院しました。

順哉の元にこの小説が届きますように。

 

ありがとうございます。

 

明読斎